目頭切開法

目頭切開法

目頭切開は、蒙古襞が発達している方向けの治療です。

蒙古襞はモンゴロイドと呼ばれる人種に見られるひだで、日本人の7割が蒙古襞を持つとも言われています。

蒙古襞があることで、目頭部分の二重幅が引き込まれ、目が小さく、離れたような印象になってしまいます。そのため、蒙古襞をなくす目頭切開を行うことで、目元を大きくし、くりっとした印象に変化させます。

しかしながら、目頭部分は傷が残りやすく、切開する方法を適切に選ぶ必要があります。当院では「Z法」という切開方法を用いて蒙古襞の解除を行なっています。

Z法は、Z型に皮膚を切開して、上と下の皮膚を入れ替えるように縫合する手技です。この方法は、2つの三角形の皮を入れ替えるように縫合することで目の中に埋もれた皮膚を引っ張り出すような印象です。

Z法は、傷が残りにくく比較的多くの医師が選択しています。しかし、切開して皮膚の位置を入れ替えるので、やり直しがききにくいというデメリットがあります。

治療について

こんな方におすすめ 

・埋没法では糸が取れてしまった方

・上まぶたに厚みがあり、roof切除が必要な方

治療の流れ

  1. 洗顔をします。
  2. デザインをします。
  3. 静脈麻酔をする方は麻酔を行います。
  4. 局所麻酔をします。
  5. 皮膚を切開し、縫合します。

治療時間と頻度

約2時間 1度の治療で半永久的

副作用・注意事項 

当日はメイクを落としていただくため、必要な方はメイク道具をお持ちください。

一時的に肌が赤くなったり、腫れたりすることがありますが、通常は1週間程度で治ります。上記症状が長引く場合は、担当医にご相談ください。糸を通した部分のゴロつきが気になる場合がありますが、通常は1週間程度で馴染んできます。

切開した場合は、術後傷口から出血が見られる場合があります。その時は、綺麗なティッシュやガーゼで優しく圧迫してください。皮下出血は通常は2週間程度で治ります。ごく稀に傷口から感染症を起こす場合がありますので、お渡しした内服薬はしっかり飲み切って、傷口を清潔に保つようにしてください。

傷口は、手術から2〜3ヶ月で赤みが収まり、徐々に白くなっていきます。ケロイド体質の方は稀に傷口が盛り上がってしまう場合がありますので、事前に担当医にご相談ください。

治療効果や副作用には個人差があります。主観的な満足を得られないことや、客観的な治療効果を得られない場合があります。ご理解の上、治療をお受けください。

手術を受けた1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月後に検診があります。遠方で来院が難しい方はオンライン診察も可能ですのでお気軽にご相談ください。

治療が受けられない方 

・妊娠中の方

・皮膚炎・感染症がある方

症例写真

症例:20歳代女性

ぱっちりとした二重まぶたをご希望で来院しました。元々綺麗な二重まぶたですが、幅を広くし平行二重にしたいとの希望があったため、特殊6点留めと目頭切開法を合わせて行いました。目頭の蒙古襞が解除されたことで、より華やかな二重まぶたになりました。

治療内容:埋没特殊6点留め 両側+目頭切開法

副作用(リスク):痛み・腫脹・発赤・浮腫・左右差・皮下出血・つっぱり感・糸が飛び出る・などが生じる可能性があります。

価格:特殊6点留め(両側)220,000円+目頭切開法220,000円=440,000(税込)

料金

220,000円(税込)

上記料金に加え、術前血液検査代金が別途15,000円(税込)かかります。局所麻酔・術後内服代金は手術料金に含まれています。また笑気麻酔・静脈麻酔・術後の鎮痛薬(エクスパレル)をご希望の方は別途5,500円(税込)〜159,500円(税込)が必要です。

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